体外受精を受けることになりました。
旦那氏を説得する。
旦那氏に「5年遅いよね」と言われて、
諦めることも考えましたが、
やはり諦めきれませんでした。
絶対後悔するってことに気づいてしまったから。。
1週間後、もう一度、旦那氏と話しました。
「おそらく、旦那氏の方が、あたしより先に死んじゃうのよね。
私が一人で生きていかなきゃいけない時間は、年の差で結婚した以上、
他の人より長いのもわかってる。
じゃあ、せめて、
わたしに生きがいを残してもらえないかな?」
今までは、旦那氏は自分の視点でしか、今後の事を考えてなかったんだと思います。
結婚して随分経ちますし、そういう慣れもあったのでしょう。
でも、この一言で、私の視点から少しは考える事ができたようで、
納得してもらえました。
こうして、ようやく不妊治療のスタートラインに立つことができました。
結婚して丸12年かかってます。
39歳の流産で今後を考える。
2020年10月、39歳で流産して、いろんな想いが巡りました。
妊娠できるギリギリの歳で流産をすると、
今までとは見え方が変わってくるんですね。
もう、ほんとのほんとに、これが最後。
でも、最後だけど終わってない、まだ間に合うかもしれない。
後悔したくなければ、今から治療すべきだよね。
でも、待てよ。39歳で流産したから焦ってるだけじゃない?
ほんとに子供が欲しいなら、もっと早く焦ってるはず。
ってことは、この想いはただ年齢のせいってことだよね。
なんか、すっかすかじゃん、それって。
うーん。でも、どっちにしろ、理由がどうであれ
後悔が残ることの気付いてしまったのである。。。
旦那氏の年齢はもう56歳。
旦那氏にとっては、かなりの負担になる。
わたしの年齢は40歳。
わたしだって若くないけど、、
けどね、友人でこれから妊娠計画している子も結構いるし、
去年出産した大学時代の同級生(もちろん同じ歳)が3人もいる。
旦那氏が年上なだけで、わたしが諦めなきゃいけないのは
なんか、納得いかない。(←はぁ~、ほんと自分勝手)
グルグルと考えた結果、私の結論は、
「不妊治療を受けたい!」
さて、では旦那氏に伝えよう。
今更だから伝えにくいけど、、、何日間かタイミングを見計らって
旦那氏に不妊治療を受けたいと告白しました。
その結果、、、
「5年遅いよね」
と言われて撃沈しました。
ごもっともです。
このあと1週間くらい、この話には触れずに過ごしました。
今までのこと
体外受精を受ける決心をする前まで事を、簡単に書いておこうと思います。
簡単と言っても、少し長くなりそうです。。
2008年10月 妻27歳夫43歳16歳差の年の差結婚
2013年10月 1度目の子宮外妊娠(妻32歳夫48歳)
2014年10月 2度目の子宮外妊娠(妻33歳夫49歳)
2016年10月 子宮頚部びらんのレーザー照射術(妻35歳夫51歳)
2020年10月 流産(妻39歳夫55歳)
【 解説 】
子宮外妊娠は、2度とも外科手術、薬物投与はせず、自然に流れました。
2020年11月に卵管造影検査をした時の結果が、両方閉塞してたのは、
もしかすると、この影響かもしれないと医師に言われました。
2016年子宮頚部びらんのレーザー照射術は、
2014年の子宮外妊娠の後から不正出血がちらほらあり、
どんどんひどくなってきたので、病院を受診しました。
検査の結果、子宮体部ではなく、頸部にできたびらんからの出血でした。
ちなみに、その時の不正出血量は
月経日以外なのに、うっかりナプキンをあてないで寝てしまったら、
朝、敷布団に直径30~40㎝位の血の池ができてました。これがしょっちゅう。
不妊の原因にもなるとのことで、
子宮頚部びらんをレーザー照射で焼き、出血を止めました。
びらんは、再形成するそうですが、今のところ、
あの時のような不正出血はありません。
そして、2020年10月流産しました。
超初期の流産ですが、子宮外妊娠の時には経験できなかった
つわりもちゃんとありました。
39歳での流産。精神的ダメージは相当なものでした。
ただ、これがあったから、
子供の事について、何年かぶりに、夫婦で話し合うことができました。
プラノバールの副作用
2021/1/11からプラノバール9日分服用した、1/20の朝、
頭が痛い。
気のせいかな?と思ったけど、
ずっとジンジンしてる。
プラノバールの副作用らしい。
あんまり激しい時は、血栓症を疑うらしいけど、
イブプロフェン飲んだら落ち着いたから、
大丈夫でしょう。頭痛は2日間で収まりました。
あ!ちなみに、この時、アセトアミノフェンは飲んじゃいけません。
アセトアミノフェンの効果が下がるそうです。
病院では教えてくれなかった。自分で調べました。
アセトアミノフェンは、一番作用が穏やかで安全と言われている痛み止めだけど、
飲み合わせが悪い薬剤もあるのです。
注意、注意!!
頭痛以外にも、体が熱い。
寝るときなんかは特に。
体が熱いから、汗かいて、のどがすごく乾くので
枕元のマイボトルのお水、夜中補充したほどです。
ここだけの話、真冬なのにパンツ1枚で寝てます。
服薬開始
体外受精の代表的方法は以下の通りです。
年齢や薬剤、ホルモン療法に対する反応などに応じて選択されます。
この中で、私が受ける体外受精の方法は、
「Gn-RHアゴニストショート法」です。
月経5日目にあたる、2021年1月11日から服薬開始しています。
服薬スケジュールはこんな感じ
- 1/11~1/31 プラノバール配合錠(中容量ピル)21日間服用(1日1回1錠夕食後)
- 1/12~ シナール配合錠(VC製剤)+トコフェロールニコチン酸エステルカプセル200㎎(VE製剤) 30日間服用(1日3回、1回1カプセル毎食後)
プラノバールを飲み切った数日後、
おそらく2/3か2/4あたりに来月の月経が来るそうです。
来月の月経が来たら、
- 来月の月経1日目から ブセレリン点鼻液0.15%(Gn-RH誘導体製剤)
(※1日3回6時間以上間隔をあけて両鼻に点鼻。医師の指示があるまでやめない。)
- 来月の月経3日目から FSHかHMGの注射を毎日投与。
(※FSHかHMGかは、まだ決まってないそうで、その時の状態で決めるとのこと。)
- 来月の月経7日目から 旦那氏は抗生剤7日間服用
- 私は採卵の2日前から 7日間抗生剤服用
体外受精のメインイベントは採卵。とのこと(←病院で言われた)
とにかく、今回のサイクルで上質な卵子がたくさん取れれば、
もう痛い思いしなくていいんだよね~。
採卵時のチクチクも地味に痛いようなので、、、。
がんばれ、あたしの卵巣!!
2021年1月の月経が来ました。
2021年1月7日に月経が来ました。
病院から、月経が来たら、受診の予約を取るように
指示が出ていたので、1月8日に受診しました。
まず、体外受精のステージに入る前に行う検査を夫婦で受けていたので、
その結果を伝えられました。
検査の種類は、
- 貧血検査(白血球数WBC、赤血球数RBC、血色素量Hb、血球容積Ht、血小板数)
- B型肝炎検査
- C型肝炎検査
- 梅毒検査
- エイズ検査
- 風疹抗体
- 抗核抗体
- 抗精子抗体
- 血液型検査
- 抗ミュラー管ホルモン値(AMH)
とりあえず、すべて正常範囲内でした。
もちろん、体外受精ステージ以前に行う検査も済んでおります。
- 内分泌学的検査(プロラクチン、LH、FSH、TSH、FT3、FT4、テストステロン、エストラジオール)
- 免疫学的検査(クラミジア抗体)
- 微生物学的検査(淋菌核酸同定)
- フーナーテスト
- 精液検査
- 卵管造影検査
他にもあったかな?
卵管造影検査以外、正常値でした。
これが私たち夫婦が体外受精へ進むことになった大きな原因の1つ。
二人とも高齢であることと、
卵管が閉塞している、しかも、両方。
もう、待ったなし、すぐに体外受精のステージ確定。
話は逸れましたが、
検査値の確認が済んでから、
これからのスケジュールの確認、服薬の指示があり、
この日はおしまい。
月経5日目にあたる、1月11日から服薬開始です。