40歳からの体外受精~私の旦那は56歳~

体外受精(顕微授精)の話と、日常のあれこれをのんびり綴ります。

体外受精を受けることになりました。

旦那氏の理解も得られ、ようやく病院に通うことになりました。

どの治療が一番適しているのか、

様々な検査をした上で判断します。

どんな検査をしたのかは、過去のブログでも

ざっくり書いてあります。

 

tomotomo102.hatenablog.com

 

検査の結果、

重大な欠陥として、

両方とも卵管が閉塞していることがわかりました。

医師から、体外受精を勧めまれました。

私たち夫婦としては、自然な妊娠が希望だったので、

卵管鏡下卵管形成術(FT)をお願いしたところ、

県外の病院じゃないと施術できないとのこと。

通院の負担を考え、医師の勧め通り、

体外受精を受けることにしました。

旦那氏を説得する。

旦那氏に「5年遅いよね」と言われて、

諦めることも考えましたが、

やはり諦めきれませんでした。

絶対後悔するってことに気づいてしまったから。。

 

1週間後、もう一度、旦那氏と話しました。

「おそらく、旦那氏の方が、あたしより先に死んじゃうのよね。

 私が一人で生きていかなきゃいけない時間は、年の差で結婚した以上、

 他の人より長いのもわかってる。

 じゃあ、せめて、

 わたしに生きがいを残してもらえないかな?

 

今までは、旦那氏は自分の視点でしか、今後の事を考えてなかったんだと思います。

結婚して随分経ちますし、そういう慣れもあったのでしょう。

でも、この一言で、私の視点から少しは考える事ができたようで、

納得してもらえました。

 

こうして、ようやく不妊治療のスタートラインに立つことができました。

結婚して丸12年かかってます。

39歳の流産で今後を考える。

2020年10月、39歳で流産して、いろんな想いが巡りました。

 

妊娠できるギリギリの歳で流産をすると、

今までとは見え方が変わってくるんですね。

もう、ほんとのほんとに、これが最後。

でも、最後だけど終わってない、まだ間に合うかもしれない。

後悔したくなければ、今から治療すべきだよね。

でも、待てよ。39歳で流産したから焦ってるだけじゃない?

ほんとに子供が欲しいなら、もっと早く焦ってるはず。

ってことは、この想いはただ年齢のせいってことだよね。

なんか、すっかすかじゃん、それって。

うーん。でも、どっちにしろ、理由がどうであれ

後悔が残ることの気付いてしまったのである。。。

 

旦那氏の年齢はもう56歳。

旦那氏にとっては、かなりの負担になる。

わたしの年齢は40歳。

わたしだって若くないけど、、

けどね、友人でこれから妊娠計画している子も結構いるし、

去年出産した大学時代の同級生(もちろん同じ歳)が3人もいる。

旦那氏が年上なだけで、わたしが諦めなきゃいけないのは

なんか、納得いかない。(←はぁ~、ほんと自分勝手)

 

グルグルと考えた結果、私の結論は、

不妊治療を受けたい!」

 

さて、では旦那氏に伝えよう。

今更だから伝えにくいけど、、、何日間かタイミングを見計らって

旦那氏に不妊治療を受けたいと告白しました。

 

その結果、、、

「5年遅いよね」

と言われて撃沈しました。

 

ごもっともです。

このあと1週間くらい、この話には触れずに過ごしました。

今までのこと

体外受精を受ける決心をする前まで事を、簡単に書いておこうと思います。

簡単と言っても、少し長くなりそうです。。

 

2008年10月 妻27歳夫43歳16歳差の年の差結婚

2013年10月 1度目の子宮外妊娠(妻32歳夫48歳)

2014年10月 2度目の子宮外妊娠(妻33歳夫49歳)

2016年10月 子宮頚部びらんのレーザー照射術(妻35歳夫51歳)

2020年10月 流産(妻39歳夫55歳)

 

【 解説 】

子宮外妊娠は、2度とも外科手術、薬物投与はせず、自然に流れました。

2020年11月に卵管造影検査をした時の結果が、両方閉塞してたのは、

もしかすると、この影響かもしれないと医師に言われました。

 

2016年子宮頚部びらんのレーザー照射術は、

2014年の子宮外妊娠の後から不正出血がちらほらあり、

どんどんひどくなってきたので、病院を受診しました。

検査の結果、子宮体部ではなく、頸部にできたびらんからの出血でした。

ちなみに、その時の不正出血量は

月経日以外なのに、うっかりナプキンをあてないで寝てしまったら、

朝、敷布団に直径30~40㎝位の血の池ができてました。これがしょっちゅう。

 

不妊の原因にもなるとのことで、

子宮頚部びらんをレーザー照射で焼き、出血を止めました。

びらんは、再形成するそうですが、今のところ、

あの時のような不正出血はありません。

 

そして、2020年10月流産しました。

超初期の流産ですが、子宮外妊娠の時には経験できなかった

つわりもちゃんとありました。

39歳での流産。精神的ダメージは相当なものでした。

ただ、これがあったから、

子供の事について、何年かぶりに、夫婦で話し合うことができました。

 

プラノバールの副作用

2021/1/11からプラノバール9日分服用した、1/20の朝、

頭が痛い

気のせいかな?と思ったけど、

ずっとジンジンしてる。

プラノバールの副作用らしい。

あんまり激しい時は、血栓症を疑うらしいけど、

イブプロフェン飲んだら落ち着いたから、

大丈夫でしょう。頭痛は2日間で収まりました。

あ!ちなみに、この時、アセトアミノフェンは飲んじゃいけません。

アセトアミノフェンの効果が下がるそうです。

病院では教えてくれなかった。自分で調べました。

アセトアミノフェンは、一番作用が穏やかで安全と言われている痛み止めだけど、

飲み合わせが悪い薬剤もあるのです。

注意、注意!!

 

頭痛以外にも、体が熱い

寝るときなんかは特に。

体が熱いから、汗かいて、のどがすごく乾くので

枕元のマイボトルのお水、夜中補充したほどです。

ここだけの話、真冬なのにパンツ1枚で寝てます。

 

 

服薬開始

 

体外受精の代表的方法は以下の通りです。

年齢や薬剤、ホルモン療法に対する反応などに応じて選択されます。

  • クロミフェン+HMG法
  • Gn-RHアンタゴニスト法
  • Gn-RHアゴニストショート法
  • クロミフェン法+自然周期 

この中で、私が受ける体外受精の方法は、

「Gn-RHアゴニストショート法」です。

月経5日目にあたる、2021年1月11日から服薬開始しています。

 

服薬スケジュールはこんな感じ

  • 1/11~1/31 プラノバール配合錠(中容量ピル)21日間服用(1日1回1錠夕食後)
  • 1/12~   シナール配合錠(VC製剤)+トコフェロールニコチン酸エステルカプセル200㎎(VE製剤) 30日間服用(1日3回、1回1カプセル毎食後)

プラノバールを飲み切った数日後、

おそらく2/3か2/4あたりに来月の月経が来るそうです。

 

来月の月経が来たら、

  • 来月の月経1日目から ブセレリン点鼻液0.15%(Gn-RH誘導体製剤)

 (※1日3回6時間以上間隔をあけて両鼻に点鼻。医師の指示があるまでやめない。)

  • 来月の月経3日目から FSHかHMGの注射を毎日投与。

 (※FSHかHMGかは、まだ決まってないそうで、その時の状態で決めるとのこと。)

  • 来月の月経7日目から 旦那氏は抗生剤7日間服用
  • 私は採卵の2日前から 7日間抗生剤服用

 

 体外受精のメインイベントは採卵とのこと(←病院で言われた)

とにかく、今回のサイクルで上質な卵子がたくさん取れれば、

もう痛い思いしなくていいんだよね~。

採卵時のチクチクも地味に痛いようなので、、、。

がんばれ、あたしの卵巣!!

 

 

2021年1月の月経が来ました。

2021年1月7日に月経が来ました。

病院から、月経が来たら、受診の予約を取るように

指示が出ていたので、1月8日に受診しました。

 

まず、体外受精のステージに入る前に行う検査を夫婦で受けていたので、

その結果を伝えられました。

検査の種類は、

とりあえず、すべて正常範囲内でした。

 

もちろん、体外受精ステージ以前に行う検査も済んでおります。

  • 内分泌学的検査(プロラクチン、LH、FSH、TSH、FT3、FT4、テストステロン、エストラジオール)
  • 免疫学的検査(クラミジア抗体)
  • 微生物学的検査(淋菌核酸同定)
  • フーナーテスト
  • 精液検査
  • 卵管造影検査

他にもあったかな?

卵管造影検査以外、正常値でした。

これが私たち夫婦が体外受精へ進むことになった大きな原因の1つ。

二人とも高齢であることと、

管が閉塞している、しかも、両方

もう、待ったなし、すぐに体外受精のステージ確定。

 

話は逸れましたが、

検査値の確認が済んでから、

これからのスケジュールの確認、服薬の指示があり、

この日はおしまい。

 

月経5日目にあたる、1月11日から服薬開始です。